尾鈴山蒸留所
(株)尾鈴山蒸留所 宮崎県児湯郡木城町大字石河内字蔵谷656-17
黒木本店さんの別蔵として1998(平成10)年に創設された蒸留所です。黒木本店から車で30分ほどにある尾鈴山にあり、自然豊かな緑に囲まれている蒸留所です。スコットランドの蒸留所のような自然と一体となったものづくりを―という黒木さんの理想の焼酎造りを表した場でもあります。
蒸留所は二棟に分かれており、一方が「人が活動する場」、もう一方が「微生物が活動する場」です。
「人が活動する場」では、原料の処理や蒸しの工程、発酵を終えたもろみの蒸留の工程を行うプラントが入っています。目標とする酒質となる様に作業に細心の注意を払いながら蔵人が活動して焼酎造りをする場となっています。
蒸留所は二棟に分かれており、一方が「人が活動する場」、もう一方が「微生物が活動する場」です。
「人が活動する場」では、原料の処理や蒸しの工程、発酵を終えたもろみの蒸留の工程を行うプラントが入っています。目標とする酒質となる様に作業に細心の注意を払いながら蔵人が活動して焼酎造りをする場となっています。
右棟が「人が主役」、左棟が「微生物が主役」となる舞台です
「微生物が活動する場」では、製麹や発酵といった工程を行う場となっています。黒木本店に負けず劣らずクリンリネスや空調管理などが徹底されています。
以前は甕壷で仕込まれていましたが、一昨年から木桶での仕込みとなっています。木桶仕込みは洗浄などの手入れにとても手がかかるのですが、きれいな発酵の香りが順調に微生物が活動していることを教えてくれます。
この棟での酒造りの主役は麹や酵母などの微生物なのだと実感できる場です。
ここで蒸留されている焼酎は、2年以上貯酒熟成させて、芋焼酎「山ねこ」、麦焼酎「山猿」、米焼酎「山翡翠」となって出荷されていきます。
おそらく木桶で仕込まれたロットの出荷も近いのではないかと思われます。
さらなる「味わいの進化」は、きっと飲み手を魅了する事でしょう。
尾鈴山の豊かな自然に抱かれる蒸留所